2006年9月22日、インドセンター設立10周年記念パーティーが東京のキャピトル東急ホテルにて開催されました。各界で指導的立場にある多くの皆さまにご出席いただいたこのパーティーは、「二つの国家、一つのゴール」というテーマのもと、インドセンターの10年の活動を回顧するとともに、今後の日印関係について話し合う場となりました。
このパーティーには、安倍晋三内閣総理大臣をはじめ、森 喜朗元総理、鳩山由紀夫元民主党幹事長、菅 直人元民主党幹事長、自民党の中川秀直幹事長、そしてインド国民会議派の国会議員であるVijay Darda議員やGireesh Sanghi議員などもご出席くださいました。また、各界のリーダーや政策立案者の皆さまも駆けつけてくださり、盛大なパーティーとなりました。
インドセンターの代表ヴィバウ・カント・ウパデアーエは、ご出席の皆様の暖かいお気持ちとご協力に感謝を伝えるとともに「このアジアの時代に、インドと日本と中国の3国はアジアの中軸となる国です。(中略)インドと日本の強い関係は、アジアだけでなく、世界に平和と発展をもたらすこととなるでしょう」と述べました。また、インドセンター会長理事の石川 好は、この10年間でインドセンターが日印関係の強化にどれほど貢献し、二国関係の発展のために重要な役割を担ってきたのかを語りました。
乾杯に際しては自由民党衆議院議員の福田康夫元内閣官房長官にご登壇いただき、今後の関係発展と関係強化を期待した乾杯の御発声をいただきました。
安倍晋三首相は、総裁選直後にも関わらず、この10年間のインドセンターの日印関係強化への貢献と功績を祝うために、駆けつけてくださいました。安倍首相はインドセンターの代表であるヴィバウについて「日印関係の発展にこれほど人生を捧げている人を見たことがない」と語り、ヴィバウの情熱と粘り強さを「ヴィバウの情熱は巨石をも動かす」と表現しました。
壇上の安倍首相は、昨年インドセンターのイニシアティブによって実現した訪印についても触れられ、マンモハン・シン首相を始めとして多くの有力者と会談したことについて述べられました。さらに「インドと中国はアジアの巨大国家に成長しており、日本はこの2国との関係強化を図らなければならなりません。インドと日本は、自由主義や民主主義、基本的人権など多くの共通価値を持っていますし、日本はインドから学ぶべきところが多くあります。アジアの歴史の新たなページを開くためにも、両国の相互発展のためにも、このパートナーシップは非常に重要なものです」と述べられました。
安倍首相は最後に、インドセンターおよびヴィバウが、今度の日印関係のためにさらなる役割を果たすようにとのお言葉をいただきました。
安倍首相がこのパーティーにご出席されたことに対し、森 喜朗元首相は「安倍氏は大事な会議をキャンセルしてまで、この会に駆けつけてくれました。これは彼が日本とインドの関係に重要な価値を見出しているからであり、この10年間、それまで滞っていた日印関係の氷を解かして新たな時代を築き上げたことに、インドセンターが大きな役割を担ったからです」と述べられました。
菅 直人元民主党幹事長からは、「われわれ民主党と自民党は、対中関係においては政策の違いを見るかもしれません。しかし、森元首相とヴィバウが築き上げた対印関係においては、今後も両党の政策の不一致はないでしょう」とのご祝辞をいただきました。
また、鳩山由紀夫民主党幹事長からは、インドセンターが与野党に関わらず、皆が一体となってインドと日本の関係強化に努めていると賞賛の辞をいただきました。
この会で、インドセンターのイニシアティブによって制作されたウェブサイト「Voice Of India(www.voiceofindia.co.jp)」 のオープニング式が安倍首相によって行なわれました。この「Voice Of India」はインドのあらゆる情報を日本に向けて発信するゲートウェイとなることを目的として制作されたものです。
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